韓国、日本、それに中国の3か国が共同で宇宙の謎に迫ろうと、韓国が建設を進めていた研究センターが韓国中部の大田（テジョン）に完成しました。
研究センターでは、地球から数十億光年離れたブラックホールの周囲から放出されているという粒子を観測し、銀河の形成と進化を解明するための電波望遠鏡が設置されています。
この韓国の電波望遠鏡が完成したことで、銀河系の3次元地図を作成する日本のプロジェクトと、宇宙から地球に届く電波を受信して地表の距離を精密に計測する中国のアンテナ・ネットワークとともに近く巨大な宇宙電波観測網ができあがることになります。