韓国のがんによる死亡率は、診断や治療技術の発達などで13年ぶりに減少に転じました。
統計庁が13日まとめた去年の死亡原因に関する統計によりますと、去年がんで死亡した人は、人口10万人当りおよそ143人で、前の年に比べて1.1%減少しました。
がんによる死亡率が減少に転じたのは、1998年以来13年ぶりです。
これを部位別でみますと、胃がんと肝臓がんによる死亡率は前の年に比べて下がったものの、肺がんとすい臓がんによる死亡率は上がっています。
がんによる死亡率が減少したのは、がんの診断・治療技術が発達したのに加えて、早期検診が普及したことなどが背景にあるものとみられます。