去年12月に死去した北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺体が早ければ来年2月にも一般に公開されるものとみられています。
金正日氏の遺体は、ロシアの技術で旧ソ連のレーニンと同様の永久保存作業が施され、北韓旅行会社の「主体旅行社」はオンライン上で、来年2月中旬以降、外国人観光客の錦繻山記念宮殿の観覧が可能だと紹介しているということです。
錦繻山記念宮殿には、父親である金日成主席の遺体も安置されていて、外国人観光客向けの主な観光名所の一つですが、金正日氏の遺体の永久保存措置のためしばらく観覧禁止になっていました。