今後の対北韓政策について話し合うため、アメリカ国務省のキング北韓人権担当特使が22日から5日間の日程で韓国を訪問します。
滞在中にキング特使は、政府高官や国会議員、非政府組織の関係者に会い、人権問題や脱北者に関する今後の対北韓政策について協議するほか、この夏の水害と関連した食糧の支援についても話し合うものと見られています。
キング特使の韓国訪問について、アメリカ国務省は「アメリカは北韓の人権状況と住民の安全について深く憂慮している」として、北韓の人権問題に大きな関心を持っていることを改めて強調しました。
キング特使は2009年に特使に任命され、北韓の人権問題、脱北者問題、食糧支援問題などを担当しています。