ロイター通信が伝えたところによりますと、北韓は農産物の収穫量について、30~50%を農民が私有化できるようにする農業改革を進めているということです。
それによりますと、北韓では農民が収穫量を一部私有化できる制度を検討し、収穫量の増加に応じて収穫量の30~50%を農民が私有化できるようにする計画だということです。
北韓当局はこうした措置を通じて、農民の意欲を高めて収穫を増やすことができ、農産物の価格安定も図ることができると見ているということです。
北韓では25日に国会にあたる最高人民会議を開き、農業改革を含む経済全般の改革について協議するものとみられます。