北韓が、北東部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)舞水端里(ムスダンリ)基地で進めていた新たなロケット発射台の建設工事を最近中断していることが分かりました。
アメリカの北韓専門ウェブサイト「38ノース」は25日、8月29日に撮影した商業衛星写真を分析した結果、北韓が大型ロケットの発射実験を行うため建設を進めていた新たな発射台工事が中断した模様だと、伝えました。
中断している正確な理由は分かっていませんが、38ノースはこの夏の暴雨と洪水が原因ではないかと分析しています。
これによって、新たなロケット発射台の完成時点は当初の計画より1~2年遅い2017年以降になるものとみられています。