27日午後、慶尚北道(キョンサンブクド)亀尾(クミ)市の化学製品工場で爆発事故があり、作業中の5人が死亡しました。
事故があったのは、慶尚北道亀尾市の産業団地にある化学製品工場で、27日午後4時前、フッ化水素酸を運搬するタンクローリーと工場の作業場をホースを結んでいたところ、爆発が起こったということです。
この事故で、工場で作業していた5人が死亡し、周辺にした作業員や近くの住民など10人あまりがタンクローリーから漏れ出た有毒ガスを吸って、病院で治療を受けていて、近くの住民およそ1700人あまりが避難しました。
警察では、毒性の強いフッ化水素酸が入ったタンクローリーが爆発したものとみて、詳しい原因を調べています。
現在、有毒ガスは漏れていないということですが、亀尾市は、事故があった工場周辺の企業に28日の操業を自粛するよう要請したほか、7つの小中学校を28日休校としました。