北韓の核問題をめぐる6か国協議に参加する国々の外交官らが集まって中国の大連で27日から開かれていた、米中研究機関主催の会議「北東アジア協力対話」は、北韓の核問題をめぐって各国の主張を述べ合うにとどまり、進展はありませんでした。
会議には、北韓のチェ・ソンヒアメリカ州副局長、アメリカのクリフォード・ハート6か国協議担当特使ら、6か国の次官級外交官が出席しました。
この中で韓国とアメリカの代表は、北韓の核問題解決には、北韓による非核化措置が先行されなければならないという点を強調したのに対して、北韓は、韓国とアメリカが合同軍事演習などの対決政策をやめない限り、北韓としても核の抑止力を放棄することはできないとする従来の主張を訴えました。
ところで、今回の北東アジア協力対話に出席したアメリカと北韓の政府代表団が現地時間で27日夜、非公式の接触を行いましたが、互いの立場を再確認するにとどまり、大きな進展はなかったもようです。この席でアメリカ側は11月の大統領選挙を控え、北韓が挑発行為を行わないよう求めたのに対して、北韓は食糧支援などをアメリカに要求したのではないかとする観測が出ています。