メニューへ 本文へ
Go Top

社会

江華島の隣の島に脱北者 軍・警察は6日間気づかず

Write: 2012-09-29 12:15:38Update: 2012-09-29 12:15:38

江華島の隣の島に脱北者 軍・警察は6日間気づかず

今月9日、ソウルの西およそ75キロ、仁川(インチョン)市江華島の西側にある島、喬桐(キョドン)島で発見された不審な男性は、北韓から泳いで韓国側にたどり着いた脱北者であることが確認されました。
韓国軍当局は28日、「今月9日、酒に酔った状態で自らを脱北者と名乗った不審な男性は、当局の調査の結果、脱北者であることが最終的に確認された」と発表しました。
軍当局によりますと、この男性は28歳で、8月末に脱北を決心し、平安南道内陸部にある自宅を出発し、200キロをバスや徒歩で移動して軍事境界線近くの北韓側海岸に到達しました。そして今月3日の夜、洪水で海岸に流れてきた太い木につかまって泳ぎ続け、翌日未明に韓国側の喬桐島にたどり着いたということです。
この男性はその後、住民に発見されるまでの6日間、民家に隠れて過ごしていましたが、住民からの申告があるまで軍や警察がまったく気付かなかったため、警戒体制に問題があると指摘する声があり、軍は関係者を厳重処罰することにしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >