韓国の軍部隊で、この5年間に死亡した将兵のうち3人に2人までが自殺で、自殺による死亡が毎年増えていることが分かりました。
これは、国防部が国会国防委員会に提出した資料で明らかになったものです。
それによりますと、2008年から今年6月末までのおよそ5年間に、軍部隊で死亡した将兵は合わせて571人となっています。
その死因を見てみますと、自殺が368人で全体の64%と3人に2人までが自殺で、最も多くなっています。
次いで、車や航空、墜落事故が196件の34%、銃器事故4件、暴力事件1件となっています。
軍部隊での自殺は、2008年は75人、2009年は81人、2010年は82人でしたが、2011年は97人と100人に迫り、今年に入って6月末ですでに52件と毎年増え続けています。