6日正午すぎ、北韓軍兵士1人が南北軍事境界線を越えて韓国側に入り韓国軍が身柄を確保したということです。
合同参謀本部によりますと、軍事境界線で警備に当たっていた韓国軍兵士が、軍事境界線の北側地域で銃声があった直後に、北韓軍兵士1人が越境して帰順の意思を示したことから、身柄を確保したということです。
北韓軍兵士は、「北韓側の詰め所で警備中、上官2人を射殺し韓国側に逃げてきた」と供述しているということです。
合同参謀本部では、この地域の警戒態勢を強化していますが、今のところ、北韓軍の動向に変わった様子はないということです。