きょう10月9日は韓国固有の文字、ハングルの公布を記念する「ハングルの日」です。
ソウルの世宗(セゾン)文化会館では孟亨奎(メンヒョンギュ)行政安全部長官らおよそ3000人が出席して記念式典が行われました。
金滉植(キム・ファンシク)国務総理は孟長官が代読したあいさつで、「街中の看板を見ると、外来語が氾濫し、インターネットや放送では意味の分からない言葉があふれている。韓国の国力が大きくなり、韓流ブームが高まるにつれて、世界の多くの人々が韓国の文化に関心を持っている。今が韓国の言葉と文化を広められるよい時期だ」と述べ、言葉の乱れを正して、きれいな韓国の言葉を広めてもらいたいと呼びかけました。
記念式典では、ハングルの発展に貢献した研究者ら10人に勲章や表彰が贈られました。
一方、ハングルを公布した世宗大王の住んでいた王宮の景福宮や王陵は9日無料で開放されるほか、全国各地でハングル関連の展示会や公演、外国人を対象にしたコンテストなどが行われました。