北韓との国境にある中国遼寧省丹東市で12日から5日間、初めての「中朝経済貿易文化観光博覧会」が開かれます。
今回の博覧会は、遼寧省が初めて主催するもので、「友情・合作・発展」をテーマに、両国の商品の展示や経済・貿易に関する商談、工芸品の展示、文化芸術公演などが行われます。
博覧会には、北韓の企業100社が衣服や食料品、建築材料、機械設備などを紹介するほか、300人規模の経済貿易団や100人を超える文化芸術団が参加します。
また、中国やマレーシア、フランス、ロシア、台湾などから400社余りの企業が参加することになっています。
丹東は、鴨緑江(アプロンガン)を隔てて北韓と接していて、中朝交易の70%を占め、両国貿易の最大の拠点となっています。