今月2日に南北の軍事境界線を越えて韓国側に入り投降した北韓軍兵士の問題で、金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官は15日、国民に謝罪するとともに関係者14人を厳しい懲戒処分とすることを明らかにしました。
金寛鎮国防長官は記者会見で、「北韓軍兵士が制止を受けずに韓国側に入ったのは警戒が疎かだったことを意味する」と述べ、国民に謝罪するとともに、合同参謀本部の作戦本部長など将官級5人を含む将校14人について、解任や厳重警告など厳しい懲戒処分にすることにしたと述べました。
また、北韓軍兵士が投降した際の報告をめぐって曖昧な点があることから、国防部では関係する3人について軍の検察に詳しく捜査するよう指示することにしています。