読書の秋と言われますが、韓国ではむしろ秋に本が売れないことがわかりました。
大型書店の教保文庫が15日、去年までの3年間の本の月間売り上げをまとめたところによりますと、10月と11月の売り上げは年平均の売り上げを大きく下回っていました。
毎年9月の売り上げは、年平均売り上げの102.6%と少し伸びますが、10月は86.8%、11月は84.3%と、大きく減っていました。
本がもっとも売れる時期は、新学期を迎える3月で、年平均売り上げの146%に増加しており、続いて1月が年平均売り上げの111.9%、12月が111.7%の順でした。
教保文庫の関係者は、「新学期を迎える時期と冬休みには本の売れ行きが伸びるのに、読書の秋にはむしろ売れないことが面白い」と話しています。