北韓は、最高人民会議第12期第7回会議を来月1日に平壌(ピョンヤン)で開催すると、朝鮮中央通信が21日、報じました。
金日成(キム・イルソン)時代以降、北韓は通常、毎年4月に最高人民会議を開いて国の予算と決算をはじめ、組織改正、内閣人事などを審議し議決しており、通常国会に当たります。
名目上は、北韓の最高主権機関である最高人民会議は、憲法改正や条約の批准・破棄など、対内外政策の基本原則を決めるとともに、最高人民会議の常任委員長、国防委員会第1副委員長、首相などを選出し、経済政策を審議承認します。
今回の会議では、北韓による長距離ロケットの発射や3回目の核実験の後、対立を強めているアメリカや韓国に対するメッセージをどのように出すかが注目されています。