社会
浦項製鉄工場で爆発火災 1人がけが
Write: 2013-03-23 14:33:43 / Update: 2013-03-25 14:33:54
韓国南東部の浦項市にある鉄鋼最大手のポスコの浦項製鉄所で、22日夜、爆発音とともに火災が発生し、現場にいた作業員1人が煙を吸って病院で手当てを受けています。
22日夜8時ごろ、 韓国南東部、慶尚北道浦項市にあるポスコの浦項製鉄所のファイネックス第1工場で、爆発音とともに大きな炎を上がる火災が発生し、火は2時間後にようやく消し止められました。
この火災で、現場にいた作業員10人のうち、9人は逃げましたが、1人が煙を吸って病院に運ばれ、手当てを受けています。
目撃者によりますと、爆発は2回あり、2度目の爆発のあと、炎上したということです。
ポスコは、「溶融炉の壁面に小さな亀裂が生じ、そこから液状の熱い鉄が流れ込んで工場内にあった引火性物質に引火、爆発火災が起きたものとみられる」と話していて、警察でさらに詳しい原因を調べています。
浦項製鉄所ファイネックス工場は、従来よりも工程が短縮された新工法の工場で、2003年5月に竣工し、ポスコが世界で初めて商用化に成功しました。
2009年にはファイネックス第2工場でもガス漏れによる火災が発生し、作業員3人がけがをする事故が起きていました。
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