KBSなど3つのテレビ局と大手銀行などが、先週、一斉にサイバー攻撃を受けシステム障害が起こりましたが、原因となったウイルスは、個人のパソコンも攻撃する可能性があり、注意が求められています。
韓国のセキュリティ・サービス会社「アンラボ」は、20日のサーバー攻撃の際、一部が変更された「変種ウイルス」が個人用パソコンにも送り込まれていたと、25日、発表しました。
この変種ウイルスは25日午前10時30分から、テレビ局など以外の不特定多数の個人向けパソコンを攻撃するために流通され始めたということです。
アンラボは「韓国政府の対応によって、ウイルスを配っていたサーバーは遮断されたが、別の方式で配布される可能性がある。このため一般のパソコンユーザーも注意が必要で、見知らぬウェブサイトへの接続は避けた方がいい」とアドバイスしています。