韓国のテレビ局、MBC社長の金在哲(キム・ジェチョル)氏について、MBCの大株主で最高議決機関である放送文化振興会は26日臨時理事会を開き、解任案を賛成5、反対4で可決しました。
金在哲氏は今月22日、18のMBC地方系列会社の役員人事を一方的に発表し、株式の70%をもつ財団法人、放送文化振興会 の役員選任権を侵害するとともに、管理監督機関である放送文化振興会への忠実義務に違反した責任を追及されたものです。
放送文化振興会がMBCの社長を解任したのは、1988年の設立以後初めてです。
放送文化振興会は、29日に臨時理事会を開き、新しい社長の公募について協議することにしています。