スマートフォン中毒の若者が増えており、なかでも女子の中毒率は男子の3倍に上ることがわかりました。
ソウル市立江北(カンブク)インターネット中毒予防センターは26日、ソウル市内の小中高校生と大学生合わせて1600人を対象にスマートフォンの使用実態を調べた結果を発表しました。
それによりますと、回答者の5.9%はスマートフォンの「中毒使用群」とされています。
中毒使用群は、専門的な相談が必要な潜在的危険群と、集中治療が必要な高危険群です。
性別では、女子のスマートフォン中毒率が8.2%で、男子の2.8%のおよそ3倍に上りました。
年齢別では、中学生のスマートフォン中毒率が8.5%で最も高く、小学生と大学生はともに5%、高校生は4.7%でした。
回答者の80%の親は、スマートフォンの使用内容を確認しておらず、スマートフォン中毒率は、親が使用内容を確認していない場合(6.4%)が確認している場合(4.5%)より高いことがわかりました。
また「重い憂うつ状態」と回答した若者の14.5%、「軽い憂うつ」の7.9%、「正常」の3%がそれぞれスマートフォン中毒となっていて、憂うつ状態と中毒率の間に高い関連性があることがわかりました。