育児休暇を取得する男性が増えていることがわかりました。
雇用労働部によりますと、ことし1月から9月にかけて、職場で育児休暇を取得した男性は、去年の同じ期間に比べて31%多い1351人でした。
育児休暇を取得する男性は、2001年は2人でしたが、毎年徐々に増え、2009年から大幅に増えています。
しかし育児休暇を取得する人のうち男性の割合は、まだ2.8%にすぎず、低い水準にとどまっています。
育児休暇制度は1987年の「男女雇用平等法」の改正によって導入されましたが、賃金の補てんなどの支援制度が整備されず、有名無実になっていました。
その後2001年11月から、育児休暇中に雇用保険から給付金が支給されるようになったことで、利用者が増え始めました。
育児休暇は、6歳以下の子どもがいる人が最大で1年間取得することができ、育児休暇中は月給の40%に当たる金額が最大100万ウォンの範囲内で給付金として支給されます。