晩婚化や高齢化が進むのに伴って、韓国の一人暮らし世帯が増え続け、全体の世帯に占める割合が初めて25%を超えました。
統計庁などが18日まとめたところによりますと、韓国の一人暮らしの世帯数は年々増え続け、現在およそ454万世帯に達し、これまで最も多かった2人世帯を初めて上回りました。
また、全体の世帯に占める一人暮らし世帯の割合は初めて25%を超え、1980年のおよそ5%と比較して、この30年あまりの間に5倍に拡大したことになり、2035年には全体の35%に達すると予想されています。
1人暮らし世帯の増加について、専門家は「晩婚化や高齢化などによる一人暮らしが急増して家庭そのものが様変わりし、消費パターンの変化などにより産業全般にも影響を与えている」と分析しています。