今週16日、西海の韓国側排他的経済水域内で違法操業していた中国漁船の漁船員1人がだ捕しようとした韓国海洋警察の警察官が発射したゴム弾で死亡した事件で、海洋警察は19日、中国人船長ら12人について公務執行妨害の疑いなどで拘束令状を請求しました。
木浦(モクポ)海洋警察署は19日、違法操業の取り締まりの際、海洋警察官が撃ったゴム弾にあたって死亡した中国漁船員が乗っていた漁船の乗組員23人のうち、中国人船長ら11人は特殊公務執行妨害の疑いで、また僚船の船長を排他的経済水域内での主権行使関連法違反の疑いで、裁判所に拘束令状を請求しました。
また中国漁船2隻について担保金1億4000万ウォンを課しました。
この事件は今月16日午後3時半ごろ、西海の韓国側の排他的経済水域内で違法操業していた中国漁船2隻が韓国海洋警察の警備艦に摘発されましたが、中国漁船員らは刃物を振るって激しく抵抗し、漁船員1人が海洋警察官が発射したゴム弾にあたって死亡したもので、中国側が反発を強めています。