北韓がこれまで2回の核実験を行った地下核実験場では、この夏の大雨や台風の影響で損傷を受けた施設の復旧作業が進んで、ほぼ現状回復していることがわかりました。
これは、アメリカの軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」が22日、伝えたものです。
北韓北部の咸鏡北道(ハムギョンブクド)吉州郡(キルジュグン)豊渓里(プンゲリ)にある地下核実験場では、この夏の大雨や台風によって新しい坑道2か所のうち1か所で土砂崩れがあるなどの被害を受け、北韓が大型重機を使って復旧作業を進めていました。
ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーでは、2010年10月に撮影した衛星写真と、最近の様子を捉えた衛星写真を比較したところ、地下核実験場の土砂崩れが復旧して、ほぼ元通りになっていることが確認できたとしています。
北韓は、豊渓里の地下核実験場で、過去2回にわたって核実験を行っていて、いつでも核実験を行う態勢を整えていると見られますが、今のところ核実験を準備する具体的な動きはないということです。