26日に全羅南道(チョンラナムド)の羅老(ナロ)宇宙センターから打ち上げられる「ナロ号(KSLV-1)」の発射に合わせて、韓国軍は最新鋭戦闘機F-15Kとイージス艦2隻を配備し、軌道を追跡することになりました。
軍関係者によりますと、ナロ号の発射に合わせて空軍のF-15K、KF-16戦闘機を投入し、臨時の飛行禁止区域となるナロ宇宙センター上空に、民間機や軍用機が近づかないよう空中哨戒活動を行うことになっています。
また、F-15Kはナロ号発射10秒前から発射後70秒までナロ号の発射軌道を高度2キロから12キロまでを撮影することになっています。
また海軍のイージス艦2隻は済州島西南海域に配置されるほか、済州海洋警察署の警備艇も、フィリピンの東600キロの公海上で、ナロ号打ち上げ後の軌道追跡を行うことにしています。