国際穀物価格の値上がりに備えて、韓国政府は小麦や麦など冬の作物の栽培を増やすことを決めました。
政府が24日明らかにしたところによりますと、韓国での麦の栽培面積を現在の1.5倍にし、小麦は3.4倍に増やすほか、植物飼料を4.5%増やすとしています。
また、穀物自給率の目標を、麦はこれまでの18%を27%に、小麦は2%から6%に、植物飼料は81%から87%にそれぞれ引き上げるとしています。
さらに、南部地域では三毛作を積極的に呼びかけるほか、生産性の向上に向けて機械化率を上げていくことにしています。