韓国政府は、独島(トクト、日本でいう竹島)が韓国の領土であることを示すため、独島の峰に公式地名を付けました。
国土海洋部と国土地理情報院は28日、独島の東島にある峰を「于山峰(ウサンボン)」、西島にある峰を「大韓峰(テハンボン)」と名づけたと発表しました。
また、岩に分類されていた「宕巾峰(タンゴンボン)」を峰に格上げし、独島の峰は全部で2つから3つに増えたと発表しました。
国土海洋部は、独島のこの新しい地名を、国の基本図、教科書、インターネット上の地図などに、29日から反映するとしています。
関係者によりますと、朝鮮王朝時代の独島の名称が「于山島」だったことから、東島にある峰を「于山峰」と名づけ、西島にある峰は、この島が韓国の領土であることを象徴するために「大韓峰」と命名したと説明しています。
独島は、東西の2つの島と数十の小さな島で構成され、総面積は約0.18平方キロです。