韓国南東部の慶尚北道(キョンサンブクド)慶州(キョンジュ)市にある月城(ウォルソン)原子力発電所1号機が29日、突然タービンの停止信号が点灯して運転を停止するトラブルがありました。
韓国水力原子力によりますと、月城(ウォルソン)原子力発電所1号機は29日午前9時40分ごろ、タービンの停止信号が突然点灯して発電を停止しました。
このトラブルによる 放射性物質の外部漏れなどはなかったということで、韓国水力原子力で現在、故障の原因を調べています。
月城1号機が故障により運転が停止したのは、今年に入って4回目です。
来月20日に設計寿命を迎える月城原発1号機について、韓国水力原子力では10年間の運転延長を求めていますが、地元自治体の市民や環境団体などからは度重なる故障に安全性を懸念する声がさらに高まるものとみられます。