核問題や長距離ミサイル問題などで、北韓への人道支援が年々減っている中で、韓国の統一部は韓国の民間支援団体による乳幼児のための離乳食などの支援を承認し、3か月以内に中国経由で送られることになりました。
北韓への支援が認められたのは、韓国の民間支援団体『民族愛の分かち合い』で、支援物資は乳幼児のための離乳食やパンなど5900万ウォン、およそ420万円相当で、3か月以内に中国の丹東を経て北韓に送られるということです。
この民間団体は今年2月にも北韓の小児病院に医薬品や児童用の衣類などおよそ15億ウォン、およそ1億円相当を支援しています。
北韓に対する支援は核問題や長距離ミサイルの問題で2009年から減る傾向が続いており、民間団体による北韓向けの支援は2009年がおよそ380億ウォン、2010年200億ウォン、2011年131ウォンと毎年半分以下に減っています。