ソウル大学で学ぶ外国人留学生はこの3年間だけで21%も増え、とくに中国、アメリカ、日本からの留学生がほぼ半数を占めていることがわかりました。
ソウル大学のまとめによりますと、ことし10月現在、ソウル大学に在籍している外国人留学生は学士、修士、博士課程合わせて2080人で、交換や訪問学生などの非正規課程のおよそ320人を加えますと、2400人余りに上っています。
ソウル大学の外国人留学生は年々増え続けていて、今年の留学生数を3年前の2009年のおよそ1890人と比べますと21%も増え、出身国も3年前の89か国からことしは110か国にまで増えて多様化しています。
留学生を出身国別に見ますと、中国が726人でもっとも多く、次いでアメリカの253人、日本の168人、モンゴルの102人の順で、中国、アメリカ、日本の3か国からの留学生が48%とほぼ半数を占めています。
これについて、ソウル大学では、ソウル大学の認知度が高まったこと、K-POPなど韓流ブームで韓国への関心が高まったこと、この数年海外の50あまりの大学と学生の交換、訪問協定を結んだことなどから、留学生が増えたものと話しています。