北韓と中国は、平壌（ピョンヤン）に新たに自動車組み立て工業団地を建設していることがわかり、北韓が本格的に自動車の生産に乗り出すもようです。
アメリカの自由アジア放送が6日、中国の中朝辺境貿易有限公司の公告を引用して報じたところによりますと、北韓と中国は共同で平壌に敷地面積36万平方メートルの自動車組み立て工業団地を建設しているということです。
北韓では、中朝辺境貿易有限公司が2009年に平壌に建設した工場で、去年から「平壌自動車」の名称でバスとトラックを生産しているほか、統一教会系の自動車メーカー、「平和自動車」も2002年から南浦特別市の工場で、受注生産方式での生産を始め、去年は1860台を生産しています。新しい工業団地の構成や自動車の予定生産台数など詳しいことは明らかになっていませんが、北韓が本格的に自動車の生産に乗り出すもようです。