韓国では、インターネット回線を使って映像を配信するIPテレビ(インターネット・プロトコル・テレビ)の加入者が4年足らずのうちに600万人を超えました。
これは韓国デジタルメディア産業協会が8日に明らかにしたもので、2009年1月にスタートした韓国のIPテレビのサービスは現在3社が運営していて、スタートから4年足らずで600万人を突破したということです。
ケーブルテレビでは、加入者が600万人に達するのに7年かかっていて、IPテレビではそのほぼ2倍近い速さで加入者が増えていることになります。
また、IPテレビの加入者は、2009年10月に100万人を超えたあと、6か月から8か月ごとに100万ずつ増えていて、業界では、来年上半期中には700万人を突破するものと見込んでいます。
韓国は地上波の難視聴世帯が多いことから、全世帯の90%がケーブルやIPテレビ、衛星放送などの有料サービスに加入しています。