韓国の現代・起亜グループがアメリカで販売した自動車の一部車種の燃費性能について、アメリカ環境保護局が今月2日、誇大表示していたと発表したことから、アメリカやカナダでは集団訴訟の動きが相次いでいます。
このうち、カリフォルニア州では、現代・起亜自動車を購入した消費者23人が7日、燃費の水増しで自動車価値が低下し、経済的損失を被ったとして、アメリカの消費者90万人を代表して、1人当り860ドル、合わせて7億7500万ドルの損害賠償を求めて、カリフォルニア連邦地方裁判所に提訴しました。
これに先立って、今月4日には、アメリカ・オハイオ州で現代・起亜自動車を購入した3人が燃費の誇張で被害を受けたとして、補償を求める訴訟を起こしています。
このほか、カナダのオンタリオ州、ケベック州、ブリティッシュコロンビアの各州でも集団訴訟の動きがあるなど、訴訟の動きが広がりをみせています。
現代・起亜自動車側は、表示の水増しは「故意ではない」と説明し、顧客への補償も明らかにしていますが、広がる集団訴訟への対応に追われています。