納入業者により品質保証書が偽造された部品が大量に使われていたことが発覚し、5日から運転を停止している、全羅南道(チョンラナムド)の霊光(ヨングァン)原子力発電所5号機が、来月5日にも運転を再開する見通しとなりました。
これは、韓国水力原子力発電会社は11日明らかにしたもので、ことしの年末までに終わらせる予定だった5号機の部品の取り替え作業を急ぎ、来月5日にも運転を再開させることになったものです。
霊光原発は5日、品質証明書が偽造された部品を大量に使っていた5号機と6号機の運転を停止して部品の交換作業を進めていますが、3号機で出力を調整する部品に最大10センチありのひびが見つかったことから9日に運転を停止していて、この冬の電力不足を懸念する声が高まっていました。