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社会

青少年の78% ビタミンD不足で成長に悪影響

Write: 2012-11-13 09:04:46Update: 2012-11-13 09:04:46

青少年の78% ビタミンD不足で成長に悪影響

韓国の青少年の78%が、ビタミンDが不足していることがわかりました。ソウルの仁済(インジェ)大学付属病院の小児青少年科の研究チームは、2008年から2009年までの国民健康栄養調査に参加した10歳から18歳までの青少年2000人あまりを対象に血液中のビタミンD濃度を分析した結果、78%の青少年が不足していたと12日、発表しました。
血液中のビタミンD濃度が20ng/㎖未満だと「不足」、11ng/㎖未満だと「深刻な不足」と分類しますが、全体の78%が「不足」にあたり、そのうちの13.4%は「深刻は不足」にあたることがわかったということです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進して骨の形成を助ける栄養素で、食べ物から取り込まれるものと、紫外線の持つエネルギーによって、体内でつくられるものとがありますが、韓国人の場合、偏食をしたり、紫外線を過度に避ける傾向がありビタミンDが十分に補われないでいるということです。
ビタミンD が不足すると、カルシウムを吸収できず、骨がもろくなり、くる病や骨そしょう症を 起こします。なかでも青少年の場合は、成長期に骨が伸びる部分の成長軟骨帯に異常が起こり、成長が遅れる恐れもあります。
研究チームは、「学校の昼休みに15分くらいでも日光浴をし、ビタミンDの量を増やした牛乳や干ししいたけなどを十分にれば、必要なビタミンDを補える」と説明しています。

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