北韓の地下核施設も破壊できる、バンカーバスターと呼ばれる‘地中貫通爆弾’が5月から韓国軍に導入され、年内に実戦配備を終える見通しとなりました。
韓国軍の関係者が28日、明らかにしたところによりますと、アメリカ政府は最近、輸出を規制していた地中貫通爆弾GBU-28について、韓国への輸出を承認したということで、5月から韓国への導入が始まり、年内に実戦配備を終える計画だということです。
この地中貫通爆弾は、戦闘機から投下したあと、レーザーで目標物まで誘導し、地上のコンクリートや盛土を貫通したあと、地中深く爆発するもので、地下30メートルの核施設なども破壊することができます。
アメリカはこの爆弾の輸出をこれまで規制してきましたが、最近の北韓の動きに対応して、韓国への輸出を承認したものと見られ、韓国軍ではGBU-28を200発導入する計画です。