今月20日、KBSなど3つのテレビ局や大手銀行などで一斉に内部の通信システムに障害が発生し、サイバー攻撃を受けたとみられる事件で、被害のあったパソコンはおよそ4万8000台にのぼったことがわかりました。
今回のサイバー攻撃による国・民間・軍の合同対応チームによりますと、当初、KBSなど3つのテレビ局や新韓(シンハン)銀行など3つの金融機関のサーバーと、内部のパソコン合わせて3万2000台あまりが攻撃を受けたことを把握しましたが、調査の結果、被害を受けたパソコンは、さらに数が増え、結局、4万8700台に上りました。しかし復旧作業は29日午後にほぼええ完了したということです。
合同対応チームは、「業務用パソコンのデータ量は、銀行より放送局の方が多かったので、復旧に時間がかかった」と説明しています。