韓国企業120社あまりが進出し、5万人以上の北韓労働者が働く開城工業団地について、北韓が閉鎖すると警告している中、韓国側による団地への出入りは、通常通りの手続きが行われています。
北韓の開城工業団地について、北韓は先月30日、「外貨を稼ぐのために稼働し続けていると侮辱し、われわれの尊厳を傷つけるなら、工業団地を閉鎖する」と警告し、韓国側による出入りがどうなるのか懸念されていました。
こうした中で、北韓の開城工業団地管理委員会は1日朝、韓国側に韓国企業関係者の出入国を承認すると伝えてきたということです。
これを受けて韓国側の出入管理事務所では、朝8時から出国のための手続きが始まり、1日には韓国企業の関係者853人が団地に向かうほか、355人が韓国に戻ってくる予定です。
北韓の開城工業団地には、韓国企業120社あまりが進出して、主に衣服や靴などの日用品を製造していて、5万人以上の北韓の労働者が働いています。