アメリカ産牛肉の輸入が骨を除いた30か月未満の牛の肉に限定されたままの韓国に対して、アメリカ政府は、BSE=牛海綿状脳症に対する様々な対策などを根拠にして、アメリカ牛肉の全面開放を求める方針で、韓国内では議論を呼びそうです。
これは、アメリカ通商代表部が1日にまとめた「2013年国別貿易障壁報告書」の中で示したものです。
それによりますと、アメリカはBSE=牛海綿状脳症への対策として、国際獣疫事務局の指針を導入していることやBSEの危険統制国になっていることなどを根拠に掲げて、韓国に対しアメリカ産牛肉の全面開放を要求し続けるとしています。
また、報告書では、韓国への牛肉輸出を骨を除いた30か月未満の牛肉に限定したのは、韓国の消費者への信頼回復を狙った一時的な措置だったとしています。
アメリカでBSE=牛海綿状脳症に感染した牛が確認された2008年には、韓国でアメリカ産牛肉の輸入停止を求める動きが活発になりましたが、アメリカ産牛肉の韓国への輸入は去年5億8000万ドルを超え、世界で4番目のアメリカ産牛肉の輸入国となっています。