北韓が、韓国と共同で運営している開城(ケソン)工業団地への韓国側関係者の立ち入りを、3日から一方的に拒否していることから、一部の工場では操業ができなくなっています。
北韓は関係者が韓国に戻ることは認めており、4日、開城から戻った関係者の話によりますと、燃料のガスや資材の不足によって操業を停止した企業があり、北側の労働者の一部は早めに帰宅したということです。
工業団地に進出している韓国企業でつくる団体は、4日、会見を開き、北韓に対して直ちに立ち入りを認めるよう求めました。
4日は、221人が開城から韓国側に戻り、これで開城工業団地に滞在している韓国関係者は614人となりました。