韓国では、4月5日は「植樹の日」ですが、地球温暖化などで平均気温が上昇していることから、今後は3月に繰り上げることを検討していて、4月の実施は今年が最後になりそうです。
韓国では、64年前の1949年に、全国各地で一斉に植樹する「植樹の日」を4月5日に制定していますが、地球温暖化などの影響から、4月5日の気温はこの100年間で4度以上も上昇していることが分かっています。
一方、植樹に最も適しているのは、1日の平均気温が6.5度になるころとされ、ソウルの場合には今では3月18日の気温に相当し、全国的には4月5日より2週間ほど早い時期が木を植えるのに最も良くなっているということです。
こうしたことから、安全行政部では、「植樹の日」を3月に繰り上げる方針で、具体的な日にちを検討していて、4月の「植樹の日」は今年が最後になる見通しです。