北韓が中距離ミサイルを韓半島の東海岸に移動させたことを受け、韓国軍は、ミサイルの発射に備えた監視態勢を強化していることが分かりました。
韓国軍の消息筋が5日、明らかにしたところによりますと、探知距離が1000キロのレーダーを搭載したイージス艦2隻が、韓国東の東海と西の西海にそれぞれ配備されたということです。
また、探知距離が500キロの陸上のレーダーと全方向を監視できる早期警戒管制機も活動を始めているということです。
去年12月に北韓が長距離ロケットを発射したときは、西海に配備されたイージス艦が94秒後に、早期警戒管制機は97秒後に、陸上のレーダーは120秒後に発射を確認しています。
一方、アメリカ軍は北韓の長距離弾道ミサイルの発射に備えて、イージス艦2隻を西太平洋海域にすでに配備しています。