韓国の会社員などは、勤務時間のおよそ半分を、非効率的な業務や私的な活動などで費やしているというアンケート調査の分析が出されました。
グローバルコンサルティング会社の「アーンスト・アンド・ヤング」の韓国法人が、去年12月の1か月間、韓国の企業や公共機関に勤めている3000人を対象に、インターネットを通じてアンケート調査したところ、1日の平均勤務時間は昼休みを含めて9時間30分でした。
このうち、上司の不明確な指示による作業の繰り返しや、仕事に直接関係のない会議など非効率的な業務に費やされる時間が2時間30分あり、インターネットの検索や電子メールの確認など私的な活動に費やされる時間も1時間50分に上り、こうした時間は勤務時間の半分近くになっています。。
これについて「アーンスト・アンド・ヤング」は、「勤務時間のうち、非効率的な業務や私的な活動に使われる時間を金額に換算すると、1年間で146兆ウォンが無駄になっている計算になる」と指摘しています。