韓国と北韓が共同で運営する開城工業団地で、北韓が韓国企業関係者の立ち入りや原材料の搬入などを禁じているため、韓国企業13社が7日までに操業を停止しました。
統一部によりますと、北韓は開城工業団地に入居している韓国企業123社の関係者の立ち入りや原材料、食料品などの搬入を禁じる措置を3日から取っていますが、これによって原材料不足などで工場の操業停止を余儀なくされた企業は、7日までに13社に上っているということです。
また、7日現在で開城工業団地に滞在している韓国側の関係者は514人です。
これについて韓国企業の関係者からは、「このまま原材料の搬入ができないと、開城工業団地に入居している企業は深刻な打撃を受けることになる」と懸念する声が上がっています。