韓国を訪れて治療を受けた外国人患者が、去年は大幅に増えて15万人を超えました。
保健福祉部が8日、発表したところによりますと、去年1年間に、治療を目的に韓国を訪れた外国人患者はおよそ15万5700人で、2010年より27.3%増えました。
これは、世界の医療観光市場の年間成長率12%の2倍以上で、韓国政府が目標に掲げた15万人を上回りました。
また去年、外国人患者が韓国で使った医療費はおよそ2400億ウォンで、前の年に比べて32.1%増えました。外国人患者一人あたりの平均医療費は154万ウォンで、韓国人の患者が1年間に使う平均医療費104万ウォンの1.5倍でした。
外国人患者を国別に見ると、中国から訪れた患者が24.0%でもっとも多く、続いてアメリカが23.0%、日本14.1%、ロシア14.1%、モンゴルが6.4%の順でした。