韓国の大人は、定年退職とは関係なく64歳まで働きたいと思っているものの、退職後の再就職や転職などについて具体的な計画を持っている人は全体の14%に過ぎないことが分かりました。
韓国雇用情報院が、去年10月から2か月間、全国の19歳から74歳までの成人男女2000人を対象にアンケート調査を行ったところ、19歳以上の成人が考えている引退の時期は平均で64歳でした。
しかし、定年退職後の再就職や転職などについて具体的な計画を持っている人は、平均で14%に過ぎず、具体的な計画を持っていたのは、58~64歳で7.2%、65~74歳で4.2%の人だけでした。
一方、仕事の意味を聞く質問に対して、「生活のための手段」と答えた人が全体の62%でもっとも多く、「自我の実現」と答えた人が27%、「社会活動への参加」と答えた人は11%に止まりました。