社会
非武装地帯のラムサール湿地 龍沼の生態系復元へ
Write: 2013-04-15 15:14:04 / Update: 2013-04-15 15:14:04
江原道麟蹄(インジェ)郡の内陸山岳地帯にある、ラムサール条約で保護地域に指定されている湿地、大巌山龍沼(ヨンヌプ)で、生態系の復元が本格的に進められることになりました。
韓国にはラムサール条約にもとづいて保護地域に指定された湿地が11か所ありますが、大巌山龍沼(ヨンヌプ)は、韓国では最初に保護地域に指定された湿地で、北韓と接している非武装地帯の中にあり、標高1280メートルの韓国では最も高いところに位置した湿地です。
一般の人たちの立ち入りが制限されているため、絶滅危惧種を含む多様な動植物が生息し生態系がよく保存されていますが、上流に陸軍部隊が駐屯しているため汚染物質が流入して陸地化が進むことが問題として指摘されていました。
環境部は、今後4年間にわたって生態系の復元を進めることにし、まずは陸地化の防止に努めるとともに、2015年から軍部隊を他の地域に移転させ、2016年から上流の生態系復元を進めることになりました。
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