認知症と診断された人の数が、ここ5年間に大幅に増加し、患者の数は3倍、診療費は5倍になっていることが分かりました。
健康保険公団によりますと、認知症と診断された人の数は、2006年は全国で
10万5000人だったのが、2011年は31万2000人となり、ここ5年間でおよそ3倍になりました。
また認知症患者の診療費は、2006年は2051億ウォンでしたが、2011年は9994億ウォンとなり、およそ5倍になりました。
健康保険公団は、認知症の患者が大幅に増加している背景について、高齢化が進んでいるなか、認知症についての関心が高まり、初期段階で病院を訪れる人が増えてきたためと分析しています。