観光目的で北韓に入り、拘束されている韓国系アメリカ人の容疑は、北韓の孤児を撮影した罪であることがわかりました。
イギリスの日刊紙、デイリーメールが、北韓の事情に詳しい消息筋の話として、30日伝えたところによりますと、この韓国系アメリカ人の男性は、去年11月3日に北韓東北部の羅先(ナソン)市に観光目的で入国し、北韓から出国しようとした際に、滞在中に反共和国敵対犯罪を犯した疑いで北韓当局に拘束されました。男性は近く北韓の最高裁判所で判決を受けることになっています。
デイリーメールによりますと、この男性は、飢えに苦しむ北韓の孤児たちを撮影した容疑がもたれていて、共和国転覆罪が適用されれば、終身刑や死刑を言い渡される可能性もあるというです。
この男性は、中国で北韓への旅行会社を経営していて、去年11月の北韓訪問も外国人観光客を率いて羅先市を訪れていました。