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サイエンス

次世代放射光加速器 起工式

Write: 2013-05-09 15:38:15Update: 2013-05-09 15:38:15

電子などを光の速度に加速させ、物質の微細な構造を観察する、次世代放射光加速器の建設起工式が 9日、慶尚南(キョンサンナム)道浦項市にある浦項加速器研究所で行なわれました。
この次世代放射光加速器は、未来創造科学部と浦項工科大学が共同で4260億ウォン、およそ380億円の予算を投じて、2015年までに完成させる計画で、アメリカ、日本に次いで3番目のものとなります。
今回建設される放射光加速器は、第4世代のもので、いまの第3世代より100億倍以上明るく、パルス幅が1000倍も短いため、細胞を生きたまま観察することができ、新薬の開発など医療分野をはじめ、IT、半導体素子産業など多様な産業分野に活用できると期待されます。
またこれまでの放射光加速器には、韓国製の部品は使われていませんでしたが、この次世代放射光加速器には電子ビームなどの主要部品が国産化され、全体の80%ほどの部品に130社あまりの韓国の中堅、中小企業の製品が使われるということです。

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